安心しなさい。
そんなささやきが聞こえてきそうでした。
思わず、涙があふれそうでした。
もう、迷わないように
よそ見しないように
その祈りが届くまで、ずっと祈ります。
誰の姿でもなく、この身で生きる意味を知る
そこで、はじめて世界が色づく。
その世界は
遠くにあるでもなく、近くにあるものでもない
離れていても、そばにいても、その関係が重要ではなく
私とあなたをつなぐ間に、愛が存在するかどうか。
カタチもなく、定義もない愛は、無色透明で
ひとりよがりでもなく、さみしがり屋でもなく
どんな時でも、人を強くする
時がたっても色あせず、過去から未来をくり返す。
誰もが従えと言わず、そのDNAが本能的であるように。