仕事を分業してきた結末…
仕事が「できる人」の意味が変わってきた気がする
書きたい気持ちが一気にあふれてしまい、話が飛んだり戻ったりしてしまったのですが、今のうちにどうしても書いておきたくてまとめました。長文ですが、お付き合いください。
1. 「なんでも自分でやる」が当たり前だった時代
私が自営業を始めた2002年ごろ、フリーランスはとにかく全部を自分でやるのが普通でした。
たとえば「イラストレーターになりたい!」と思うと、こんな仕事がセットで付いてきます。
制作:イラストを描く
営業:仕事を獲得、打ち合わせ、日程調整
ディレクション:提案、方向性決め
技術習得:PC・アプリ選び、使い方を独学
ネット環境整備:接続、回線、外でのネット確保
プロモーション:ポートフォリオ、HP、名刺、チラシの制作
経理・雑務:ファイル整理、請求書、確定申告など
当時はWordPressもCanvaもなく、印刷もネットで完結しない。
名刺をつくるために、新宿の24時間出力センターへ自転車で走ることも普通でした。
今思えば「よくやっていたな」と思いますが、当時のフリーランスはみんな同じでした。
2. 技術が進化し、「無料ツール」が溢れた現代
インターネット業界の変化は凄まじく、記憶媒体も
フロッピー → MO → CD-R → 外付けHDD → クラウドへ。
オンラインショップの初期投資は30万円。
HPは100万円なんて普通。
今は多くのツールが無料で使え、外注も簡単で、
一見「便利な時代」になりました。
でもその一方で、こんな現象も増えています。
・考える力の低下
・視野が狭いままSNS比較で落ち込む
・動画を見ただけで「経験したつもり」になる
便利になった分だけ、「思考」と「経験」が減っている。
3. 「不安」が大きい人ほど、行動していない
ある映画のセリフで
「不安を抱えやすい人ほど、他人任せで自分では何もしていない」
という言葉があり、なるほどと思いました。
・傷つくのが嫌
・面倒が嫌
・否定されたくない
だからこそ経験を避ける。
その結果、自己肯定感をSNSで満たそうとし、
さらに不安を増やしてしまう人が多いように見えます。
4. SNSに奪われている「命の時間」
インフルエンサーが何千万円も稼ぐ一方で、
本来もっと評価されるべき農家さんが苦労する。
SNSは「見る側」も「作る側」もその中で時間を使っているのですが、
その時間は自分の命そのものです。
そして今、その「命の時間」をどう使うかで、
人の差が本当に大きく開いてきていると感じます。
不安を抱える人ほど、不安をあおる動画ばかりを見て、
自分では何もしない。
「動画が言っていた」と言うだけ。
これもまた、考える力が弱くなった結果です。
5. 現実世界で経験する人は、強くなる
物事の本質が見えてくると、自然と
「現実世界」で過ごす時間が増えます。
・辛い
・大変
・面倒
その全部が「経験」として面白くなっていく。
SNSで見る世界は“映え”。
本当に必要な情報は、自分の思考レベルで変わります。
6. 思いは「言葉」と「行動」と「準備」で現実になる
以前、コロナワクチンのことを身近な人に伝えたくてSNSで発信した時、
SNSの影響力って「意外と小さい」と感じました。
本当に物事を動かすのは、行動です。
・思いだけでは形にならない
・言葉だけでも形にならない
・思い × 行動 × 準備
が揃って、初めて現実になる
これはどの分野にも共通していると思います。
7. 「お金」と「時間」はまったく別もの
農業の話になりますが、
お金だけではもう農家さんを支えきれません。
そこで出てくるのが「援農」。
自分の時間を使って農業を手伝うことで、
お金以上の力になる。
援農は
人、温度、経験、感性、知識、関係…
すべてがセットで得られる。
これを経験すれば、「お金だけでは届かない世界」があることに気づきます。
8. 世界を分けるのは「経験」と「行動」
経験を重ねた人は、世界が広がります。
逆に、経験を避ける人は世界がどんどん狭くなる。
・人と比較する
・流行に流される
・お金が幸せを決めると思う
・つらいことや面倒を避ける
・自分の体を大切にしない
こうして「本当は豊かな世界」があるのに、本人は気づかないまま、
スマホの世界を羨み続けて人生が過ぎていく。
終わりに
たぶん、わたしたちが想像しているより早くAIが人間にかわって仕事をしてくれるでしょう(直観)同時に「働かなくても暮らしていける選択」もあるかもしれませんが、いずれ「暇つぶし」のために、人は何か始めたくなるでしょう。
本来もっていた「自分の力」は、経験なくして磨かれることはありません。
それを生かすも、眠らせたままにするのも「自分次第」です。



























