遠くまで歩いていたと思ったら、
意外と、そんなに離れてはいなかった
洗い立ての空は 頭の中の雑音を 無彩色へ還す
ときに 足元をみながら
ときに 自分の姿をみかえりながら
淡黄の光とともに 歩む
ただ、下でもなく 上でもなく
ただ、前へ 前に
色は増し、輪郭をなぞる
足あとは、過去の欠けら
音は、だんだん近づいていく
光は、まっすぐ照らされる
遠くまで歩いていたと思ったら、
意外と、そんなに離れてはいなかった
洗い立ての空は 頭の中の雑音を 無彩色へ還す
ときに 足元をみながら
ときに 自分の姿をみかえりながら
淡黄の光とともに 歩む
ただ、下でもなく 上でもなく
ただ、前へ 前に
色は増し、輪郭をなぞる
足あとは、過去の欠けら
音は、だんだん近づいていく
光は、まっすぐ照らされる