20〜30代は、いっぱい働いて、自分中心の生活だった。
寝るまも惜しんで、やりたいことをやって、お金もいっぱい使って、欲しいものも買って、いろいろ我慢したこともあったけど、とにかく突っ走った時代だった。
だけど、あと先を考えずに暴走だけでは、
いつか歯車が狂いだすものだ。
「忙しい」とは、心を亡くすこと。
まさに、その状態が続き、麻痺していった。
あれから5、6年たって、だいぶ状況と心境が変わった。
気がつけば、人生も折り返し地点。
残りの時間を、どのように生きていくのか。
なんとなく、今までの人生よりも、
これからの人生のほうが「本番」のように感じる。
ようやく、何が大切で、何をしなくちゃいけないのか。
以前よりも、明確になったからもしれない。
若い頃のように、体は衰えているけど
年相応に、楽しもうと思う。
今の自分だからできる事を
思い出に残していこうと思う。