ある親子のピーピングライフ

中野区から西八王子に引っ越してきました

依存症についての理解がなければ、ただ本人を追い込むばかり

TOKIOの会見をYoutube でちょっと見ましたが・・・
正直、アルコール依存症が身近にいる私としては、あの会見を山口氏がみたら、下手したら命を絶とうするんじゃないか・・・なんて不安がよぎります。

ましてや、ヤフーニュースのコメントにもあったけど、あのメンバーの会見は、メンバーの気持ちはわかるけど、メンバーにあそこまで言わせちゃダメだよ。事務所の責任者が表に立って、守らないと。

依存症に対して理解がなければ、ただただ「甘ったれ」という言葉でせめるだけですが、依存症はれっきとした「病気」であって「治療」が必要です。

依存症の人は、病人です。

それを「甘ったれ」だの「信じられない」など言えば言うほど、ただただ本人を追い込むだけです。

私自身、元パートナーが、統合失調症であり、薬物依存症であり、アルコール依存症であったので、私の無知と理解が足りないせいで、本当にケンカが絶えず、結局「パートナー解消」という結論に至りました。

 

メンバーとして、信頼していたからこそ、愛があったからこそ、余計に相手を責める気持ちはわかるけど、相手が依存症という病人である以上、まともな状況でないことを、メンバー自身が理解するべきだと思う。

 

最初は「怒り」や「許せない」という感情が溢れて、すぐに気持ちを切り替えることはできないでしょう。私の場合も何年もかかりました。

しかし、依存症というのは、適切な治療をしなければ、本人のつらい立場を誰も理解することができないまま、関係が壊れるだけです。

 

大抵の依存症の人は「自分は依存症ではない」と否定するのも典型です。

いち早く、周りの人が 気づき、サポートすることが、本人の救いの道だと思います。

 

依存症への理解がない言葉を、はけばはくほど、本人にはどうか耳にしなければいいんだけど。。。

「言葉」や「動画」は、記憶やデータを削除しない限り、ずっと残るからね。

 

どうか、依存症という病気であることを忘れないでほしい。